歌詞– category –
みみみの制作した楽曲歌詞をまとめました。
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ゆりかもめにのって
灯るガラス。潮風の残り香。眠たげなわたしは夜の奥へ。 明日の予定も、そう。 所詮、誰かの自己欺瞞。街をぬって続いていく、見慣れた線。 空から見ていたい。嘘つきの罪状。 メルヘンランドセル、海にとけていく。 どうせ、明日忘れている。ここでつぶ... -
青と砂漠の子守唄
群れる街に埋まるあなた。黒いビルに映る世界。小さく閉じたふやけたドアで隠す"イマ"はカビ臭い。 星屑が踊りだす至純の夜は鏡破り、黄色を吐く。そうね、それが楽なの。サルサに包まれ光失う日々に、そう。いつも。そこで響く… 地獄の子守唄。 すべてを... -
ドトールの窓から
雨がはねる午後3時の窓際。黒く香る時間だけを味わう。 見下ろす。傘が傘を避ける。きらめく。地面に映った現実。 ここでわたし、なにを待っているんだろう。濡れた街に問いかける。「役割」に背負われて。 命を尊ぶ処刑人。踊りを知らぬバレリーナ。 清め... -
ハイヒールとアスファルト
コツコツコツと足元が鳴る。ゆらゆらゆらと視界が踊る。 あいつとあいつのエゴイズム。わたしの左脳を犯していく。朝みた景色を濁らせる。言葉を背負った敗走者。 右に曲がる回路。黒く笑う。 いくつもの偽善が永遠にこだまする。もう、今にもアレが破裂す... -
変わらぬ明日へ
月灯り。虫の声。部屋の隅で、今日にさよなら。 変わることもない世界を、きっと待ってる。 瞳閉じて、息をする。嘘で乾いた心を、嘘で潤す。 ひと眠り。回る星。「意味」をくれる白い朝をきっと待ってる。 すべて忘れて、今日にさよなら。
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